大学など基幹施設では、認定病理医試験に関する情報が得やすく、また勉強の機会が多いが、一般病院の病理医は勉強の機会が少ない可能性があるので、関西で専門家が得られる領域(消化器・呼吸器・神経系・リンパ節・婦人科等々)を中心に、教育スライドセットを作って貰い、認定病理医受験前の病理医に貸し出す。
学術集会等の検討症例のデータベースを利用して、教育用症例データベースを作り、web 上で参照ができるようにする。外国からの教育用資料も利用できるようにする。また、精度管理の意味で、希望施設に対しては、組織標本・細胞診標本などの送付による、診断精度のチェックを行う事も計画している。
近畿支部内で病理相互間での病理診断についてのコンサルテーションが簡単にできるようにシステムを考える。
現在月一回行われている病理診断検討会を中心に、初心者の教育、経験者の再教育を兼ねて、診断勉強会を運営する。